
高齢者見守りサービスの多くは、インターネット回線が必要になります。
そこで、高齢者見守りサービスに最適なインターネット回線を紹介します。
インターネット回線が必要な理由
高齢者見守りサービスにインターネット回線が必要な理由は、人感センサーの通知や、カメラの映像の送信などにインターネット回線が必要になります。
もちろん、警備会社が提供している緊急ボタンなどもインターネット回線を利用しています。
ですので、高齢者見守りサービスとインターネット回線は切っても切れない関係といえます。
固定費の問題
高齢者見守りサービスだけでも月額使用料がかかるものがありますが、インターネット回線が必要になるため、さらに固定費がかかる事になります。
できれはインターネット回線の費用を安く済ませたいですよね。
そこで、インターネット回線を安く利用する方法を考えてみました。
低料金のADSLは終了
少し前であれば安いインターネット回線はADSLがありました。
しかし、ADSLは設備の老朽化、インターネット通信の加速によりNTT,ソフトバンク各社でのサービスが終了しています。
ですので、残念ながらADSLでのインターネット回線は利用できません・・・。
光回線を利用する
現在家庭で利用するインターネット回線の相場は戸建ての場合5000円、マンションで3000円程度になっています。
光回線は高速回線ですので、正直な話、高齢者見守りサービスにはもったいないほどのインターネット環境だと思います。
また、固定回線の場合には2年縛りなどがありますので、契約にも気を付けなければいけません。
ちなみに、エキサイト光は最低利用期間は設定されていませんので、いつでも解約可能です。
利用料金
戸建て:5000円前後
マンション:3000円から4000円程度
メリット
- 通信回線に不安なし
デメリット
- 固定費が高い
- 契約期間に注意
- 工事が必要
ソフトバンクエアー
ソフトバンクエアーはコンセントに差し込むだけでインターネット回線が利用できます。
ですので、固定回線のように工事は必要ありません。
注意点として初年度は3800円から利用できますが、2年目は4880円と戸建ての光回線並みの料金になる点がデメリットです。
利用料金
月額3800円から
メリット
- 工事が必要ない
- コンセントを差し込むだけ
- 手軽に利用可能
デメリット
- 費用がそこそこ掛かる
ポケットWi-Fi
高齢者見守りサービスで一番安く済むのはポケットWi-Fiだと思います。
ただし、一か月あたりどれだけの通信量がかかるのか?不明ですので、安易には選べません。
ですので、できれば通信量無制限プランなどが用意されているとベストだと思います。
ちなみに、ポケットWi-Fiで利用する場合にはコンセントに常時接続で利用します。
料金
月額2000円から3000円
メリット
- 比較的低価格
- 工事が必要ない
デメリット
- 通信回線が不安
- データ通信量に不安
格安SIM
ポケットWi-Fiの場合、利用し放題プランとなっているため、利用料金が固定回線に近い料金となっています。
そこで、格安SIMを利用してネット回線を利用する方法です。
格安SIMなら通信し放題ではなく、5GB,10GBなど必要最低限の通信量でコストを安く抑えることができます。
高齢者見守りサービスで利用する場合、毎月何十ギガもデータ容量は不要だと思います。
ですので、格安SIMのデータ通信プランを利用することで月々3000円程度に抑えることができると思います。
利用料金
月額3000円前後
メリット
- 通信費用が安い
- 最低限のデータ通信量に抑えられる
デメリット
- どれだけのデータ通信量が利用されるのか不明
- 通信速度が不安
まとめ
高齢者見守りサービスでネット回線を利用する場合、できるだけ安いものを探してみましたが、管理人的にはポケットWi-Fiが一番安いと思いました。
しかし、心配な点はポケットWi-Fiで通信量が対応できるのか?という点です。
人感センサーなどの通知の場合、それほど通信量は多くないと思いますが、1か月通して利用した場合にどれくらいになるのか?が気になります。
そう考えると定額制の物を利用すると考えると、それなりに費用が掛ってきます。
ですので、安心の固定回線を利用するのか?価格を抑えたポケットWi-Fiを利用するのか?もしくは平均的に利用できるソフトバンクエアーを利用するのか?
以上のことを考えてネット回線を利用してみてはいかがでしょうか?